CADを導入するメリット

CADを導入する大きな利点は、社外とのやり取りや作業の際に感じることができます。紙の図面では、社内で図面を引いて、社外で図面の検討をする場合は、郵送するか持ち運ぶことが求められます。数枚の図面であれば一度に運ぶこともできますが、図面の枚数が多い場合は大変です。図面の枚数にかかわらず、取引先に図面がわたるのに時間がかかってしまいますが、CADであればメールに添付するなどして、簡単にデータを共有できます。

CADは、図面を修正したり編集する作業も比較的簡単です。手書きの図面の場合は、不要な線を消して、正しく線を引きなおす作業をしますが、ベテランの技術者であっても、修正作業には時間がかかるものです。一方、CADであれば、ワンクリックで不要な線が消せますし、間違ったと思ったら、元に戻すことも簡単に行えます。

3DCADを導入するメリット

CADには平面図を記載する2DCADのほかに、立体的に図面を引ける3DCADがあります。3DCADは、図面を引く側だけにメリットがあるわけではありません。図面を読めない担当者などがいる場合、3DCADで図面を作成すれば、作りたいものの形状を直感的に示すことができるのが利点です。

また、3DCADを使うと、製造工程を簡略化できるのもメリットです。ものづくり現場では、まず製品のコンセプトを考え、図面を引き、その後に試作品を作ります。試作品は一発で良いものができることは少なく、作っては修正点を図面に反映し、また試作品を作るという工程を踏みます。ですが、3DCADを使うと、パソコンの画面上で試作品作りができるので、試作品と設計段階を行き来する回数を大幅に削減し、スピーディーなものづくりを実現できます。

電気CADには、2次元CADと3次元CADがあります。当初はどの企業も2次元CADを使用していましたが、3次元CADの普及とともに3次元CADに切り替える企業が増えています。